【CPUクーラー】NZXT KRAKENシリーズを徹底比較!!【X42/X52/X62/X72】

NZXTのCPUクーラー「KRAKENシリーズ」を比較します。

選択の際の参考になれば幸いです。

なお共通する仕様で重要と思われる項目を以下にピックアップしました。

ウォーターヘッドサイズ	80×80×52.9mm
ポンプスピード	1,000～2,800±300RPM
対応CPU	Intel Socket：1151, 1150, 1155,1156, 1366, 2011, 2011-V3 , 2066 AMD Socket：TR4 , AM4 , FM2+, FM2, FM1, AM3+, AM3, AM2+, AM2

特にウォーターヘッドは使用するマザーボードにとってはメモリースロットと干渉する可能性がありますので注意が必要です。

CPUクーラーの基礎知識についてはこちらの記事にまとめています。

: 【入門】CPUクーラーとは？【構造と種類、選ぶ際のポイント】

CPUクーラーは、その名の通りCPUを冷却することを目的として取り付けられるパーツです。 CPUに付属している場合もあり ...

ウォーターヘッドのクリアランスなど導入にあたって注意すべきことは、こちらの記事で実例を交えて紹介しています。

: 【CPUクーラー】NZXT『KRAKEN X62』の取り付け【自作1号機】

自作1号機に念願のNZXT『KRAKEN X62』を追加導入しました。初心者のくせに「CPUクーラーの交換なんぞ一瞬で ...

比較ポイント

ラジエーターサイズ（mm）

最も重要なポイントです。ケースのクリアランスに適したものを選択する必要があります。特に長辺の長さに左右されることが多いと思います。厚みについては、各値にファンの26mmを加えたものが必要なベースクリアランスとなります。

X42	X52	X62	X72
175×143×30	275×123×30	315×143×30	394×120×27

ファン数

ファン部分の面積が大きい方が冷却効果は高まります。

X42	X52	X62	X72
140mm×1	120mm×2	140mm×2	120mm×3

ファンコネクター数

余剰コネクターがあればファンを増設することができます。X42では×1、X52、X62の場合は×2の余剰コネクターがありますので、それぞれ×1／×2のファンを増設可能です。ファンでラジエーターをサンドイッチする、いわゆるプッシュプル構成にしたい時に有用です。ただし、厚みがファン一つ分増えますので、ケースクリアランスとの照会が必要になります。

X42	X52	X62	X72
2	4	4	3

120mmファン・140mmファンの各スペック

一般的に、径の大きなファンの方が静音性が高いと言われています。

	120mmファン	140mmファン
サイズ（mm）	120×120×26	140×140×26
ファン回転数（±300RPM）	500～2,000	500～1,800
ファンノイズ（dBA）	21～36	21～38