ドイツの時計メーカーであるJUNGHANSの『Max Bill by Junghans Chronoscope 027 4003 44M』をレビューします。
Max Billはデザイナーの名前で、スイスで生まれバウハウス(独)で学んだの建築家・デザイナーです。バウハウス最後の巨匠ともよばれています。彼のデザインしたJUNGHANSのウォールクロックは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションに選ばれています。
『Max Bill by Junghans』シリーズは「機能的で、美しく、控えめな」というデザインコンセプトのもと、極力無駄を排してシンプルなデザインが特徴です。飽きの来ない、また流行に左右されない、長く使えるデザインと言えるでしょう。
シンプルなデザインのなかでも、さまざまなバリエーションがラインナップされています。
今回レビューするのは、『Max Bill by Junghans Chronoscope』というクロノグラフ搭載モデルです。
ドーム型の風防に沿うように、分針が先端に向けて緩やかにカーブしています。機能性とデザイン性を両立させる工夫が凝らされています。