ゾンビランドサガ 第一話『グッドモーニング SAGA』のネタバレ感想です。
※※※以下、ネタバレ※※※
ネタバレあらすじ
時は2008年。源さくらは、アイドルにあこがれる高校生。
2年生になっての初登校の朝、一念発起してアイドルの新メンバーオーディションに応募することを決意。応募要項の入った封筒を手に意気揚々と出かけていきます。
しかし晴れ晴れとした表情は一転、家を出てすぐ軽トラにひかれてしまいます(!)
【暗転…】
見たこともない、真っ暗な建物の中で目を覚ます主人公。
突如として得体の知れない人間たちに襲われ、逃げ惑います。命からがら、屋外へと逃げ出すことに成功します。外は土砂降りの雨。
川沿いに辿り着き、通りがかりの警官に助けを求めます。しかし、近づいてきた警察官は恐怖の表情に。主人公は銃口を向けられてしまいます。カーブミラーを覗き込むと、顔面蒼白で額から鼻筋にかけて大きな傷跡が痛々しく刻まれた自身の姿が。
放たれた銃弾が胸を貫通し、主人公は地面に倒れ込んでしまいます。こと切れたかに思われましたが、目がぎろりと警官を睨め付けます。警官は悲鳴を上げますが、直後、何者かに頭部をスコップで殴られます。
主人公が気を失う前に最後に目にしたのは、サングラスをかけた男性でした。
【暗転…】
明るい部屋で目を覚ます主人公。部屋にある鏡を覗き込むと、カーブミラーに映し出されたのと同じ姿が。
胸には穴が空いており、一連の流れはどうやら夢ではなかったことがわかりますが、主人公には記憶がありません。
混乱する主人公ですが、突如サングラスをかけた男に声をかけられ、10年前に亡くなったがゾンビとして蘇ったことを告げられます。
そして、 ゾンビ1号としてアイドルグループの一員となることを命じられます。彼の目的は サガ(佐賀)を救うアイドルを生み出すこと。
顎クイされながら熱弁される主人公ですが、彼の胸ポケットからゲソがはみ出ていることが気になって仕方がありません。
【場面が変わり薄暗い地下(?)室…】
主人公含め、先に登場したゾンビたちが一堂に会しています。主人公以外は言葉をしゃべることができないらしく、呻きながら部屋中を徘徊している状態。
そこにサングラスが登場します。
「はいみなさん、おはようございま~す⤴」
誰も返事をしませんが、新人だからか、主人公だけ挨拶は基本だからしっかりしろと怒られます。
サングラス「今日から最強アイドル目指してがんばりましょーう⤴」
主人公たちはなんやかんやで墓からどーんでゾンビになったそうです。風前の灯の地方アイドル界に狙いをさだめ、存在自体が風前の灯であるサガを救うことが目的とのこと。
主人公は目覚める以前の記憶がないことを不安がりますが、周りはもっとやばいからと慰められます。
集いし(というか勝手に集められた)生前は伝説級の傑物だったというゾンビたち。
・”怒羅美 ”伝説の特効隊長 二階堂サキ
・伝説の昭和のアイドル 紺野純子
・伝説の花魁 ゆうぎり
・伝説の天才子役 星川リリィ
・伝説の平成のアイドル 水野愛
(水野愛に主人公が反応する描写…)
・伝説の山田たえ
「伝説の山田たえ」とは何なのか。サングラス曰く伝説の中身はないらしい。
他のメンバーも主人公同様「刺激」により、いずれ自我を取り戻すとのこと。
そして唐突にライブに出演することが決定。
【場面はかわりライブハウス…】
なぜかアイドルとかけ離れたメタルっぽいライブ。飛び入れで入れたのがココだけらしい。サングラスによるハリウッド直伝の特殊メイクで、ゾンビであることを隠して参加します。
他のアーティストのデス声に反応して、突如楽屋でヘドバンをはじめるゾンビたち。スルメを与えるとおとなしくなりました。ゾンビの安定剤のようです。
いよいよ出番が来てステージに登場するも、相変わらず彷徨う主人公以外のメンバー。
その名も「デス娘(仮)」。
山田たえが 突如(噛み付くために) ダイブし、モッシュをかまして一目置かれます 。頭を抱えざるを得ない状況でしたが、曲がかかると一転、みなデス声を放ち、ヘドバンし始めます。そんな仲間たちの姿をみて主人公も負けじとデス声。
無表情ながらも首が折れてるみたいにヘドバンするメンバーの姿に観客は感動(実際折れてる)。
主人公はパフォーマンスの最中、憧れていたアイドルグループの記憶をフラッシュバックします。
そして、懇親のデス声を放ち勢いでダイブ。
【暗転…】
時は進み主人公の回想。結局メンバーたちは客を襲ってしまったようです。
【突然の悲鳴…】
メンバーたちが自我を取り戻します。
「おはようございまーす!!」
主人公が挨拶をしっかりして第一話完。
雑感
主人公の佐賀弁(?)がかわいいです。
前半は文章にすると拍車がかかって暗いですが、あまり悲壮感はありません。冒頭からとにかく勢いで突っ走ります。
タイトルは「おはようございます」とかけてるんですかね。
名言
「少しくらい噛んだっていいんだ 」 (物理)